前回は赤道付近の話をしました。いよいよロンボク海峡なのですが、
ここで、また一つ、フィリピンやインドネシアの人々の生活圏に入っての出来事を
思い出しました。島には勿論、動物もいるわけで、中でも空を飛べる物と言えば
昆虫です。夜走っているとき、船でも明かりを点けているわけですが、
その光に昆虫が寄ってきます。廻りには島など見えないので、なんでこんなところに!
と、思うのですが、どこからか明かりに誘われてくるんですね。
風に乗って飛んでくるのでしょうが、こうやって離島にも生息域を広げていったんだろうなと
感心します。日本でも八丈島や小笠原などにも昆虫がいるというのは、こうしてなのでしょうね。
私は昆虫も好きなので、南方の昆虫を捕まえられると言うことで、
もうウキウキです。
いけないのですが、ついついお土産にと採集してしまいました。
子供も昆虫好きなので、大層喜んでくれるかと思ったら
意外に反応が悪い。折角捕ってきたのに~。
子供としては、クワガタやカブトムシなど、もっと派手なものを期待していたようです。
他にもハエやら蝶やらいたのですが、捕まえられなかったのが残念です。
ロンボク海峡は治安があまりよくないということで
夜中に灯火管制をして通過します。明かりが漏れて海賊に見つからないようにするためです。
バリ島が尚更きらきら光って、とても綺麗でした(^^)