先般伝えしておりましたが、3/1~3、代々木公園での
魚&日本フェス2019がいよいよ近づいてきました!
お店の方は、最近手伝ってもらっている、イケメンさんま漁船元乗組員の國井君に任せ、
(もともと調理師を目指してただけあって、覚えがもの凄く早い!)
私は全国の猛者が集ま日本最大級のイベントに戦いに行ってきます!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00000007-minkei-l13
今回yahoo News などにも取り上げていただき、
くじらの事を知っていただく、もの凄いいい機会だと思っております。
ステーキ以外にも、くじら飯、すじ汁や、皮燻製も出します。
高タンパク低カロリー高鉄分のステーキ。
DHA・EPA.DPAたっぷりのくじら飯、皮燻・コラーゲンたっぷりのすじ汁
ヤバいです!!食べれば食べるほど健康が止まりません!!
なんてスゴいんだ!くじら(^^)
板花です。
いよいよ南氷洋に着いたわけですが、ここから調査開始となります。
調査は南氷洋を海区で区切って、今回はこことここの海区、次回はまた別の海区という形で
行っていきます。なので、沢山いる場所は分かってはいるのですが、
そこだけに行くわけにもいかないのです。くじらの少ない場所も見なければいけないので、
特に南下していく最初の方は、発見があっても対象のミンクくじらではなく、ザトウくじらばかりです。
どうやらくじらも棲み分けがあるらしく、沖合はザトウ、氷縁や陸に近い方はミンクというようになっているようです。
ここで発見といいましたが、くじらの発見はどうやってするかというと、意外かもしれませんがソナーなどは使わず、
人の目で発見します。双眼鏡でくじらの潮吹きを見て発見するのです。
ベテランになると潮の吹き方で、ある程度鯨種が分かるそうです。
私は、ザトウとマッコウくらいしか分かりませんでした…。
しかし、ザトウは一杯いたな~。一日の発見がほぼザトウだけなんて日もありましたネ~。
板花です(^^)
今年はより多くの人にくじらを知ってもらいたいので、
店からどんどん外に出て行きます!!
此の度、3月1日(金)~3日(日)の3日間、代々木公園で行われる、
SAKANA&JAPANFESTIVAL2019に出店する方向になりました。
詳細はこちら↓
https://37sakana.jp/sakanajapanfes/
先日くじらラーメンでコラボした、「らーめんいつ樹」で知られる、五ノ神製作所伊藤さんと、
地元あきる野市で燻製製品を作られている、「いぶし庵」高野さんのご協力もいただき、
竜田揚げや鯨カツなどの昔ながらのものではなく、面白いものを作っていこうということで、
今、商品作りを詰めているところです。
場所柄、若い世代(くじらを食べたことのない)の方もいらっしゃると思われるので、
そこに、どうくじらをPRしていくか試されるところです。
ラーメンが絡むのか、燻製が絡むのか、どう纏まるか分かりませんが、
くじららしさのある、美味しいものになることは、間違いないと思います。
捕鯨船会社、共同船舶さん(正確には共同販売)のバックアップもいただけるようなので、
くじら全開で行きたいと思います!
3月1~3日の3日間、お近くにいらっしゃる時は、ぜひ遊びに来て下さ~い(^^)
ロンボク海峡過ぎてからですが、いよいよ、南氷洋に向けてとなります。
気温も出航時の涼しいところから、赤道に近づき暑くなり、そしてまた寒くなっていくという、
恐らく陸では味わえない、2週間のうちに冬と夏を迎えるという、貴重な?体験が出来ます。
それはそれとして、赤道を越えて南氷洋に向けてとなりますが、ここで一つの関門が出てきます。
それは暴風圏といわれるもので、南緯35~45位のいつも荒れているエリアです。
天空の城ラピュタで言うところの竜の巣のようなイメージです。私の勝手にですが、あの宮崎監督も
ここからイメージしたのかなと思っていますが、南氷洋に行くまでに避けて通れない、大荒れの地域です。
ここを抜けると穏やかな南氷洋が待っています。(夏なので)
なんせ揺れが凄いので、ここの通過時には色々起きます。基本、部屋の中はシッチャカメッチャカになります。
テレビが倒れたりお皿が落ちたり、ひどいときは、ポルトといって船でよく見る円い窓が波の勢いで枠ごと取れて、部屋が水浸しになる、なんてこともあったりします。建物で言うと4階の位置にある部屋でも安心できません。
ポルトを開けていたら、そこまで波が上がってきて、部屋が水浸しなんてこともありました。
こんな時はなかなか夜も寝られません。部屋のものが色々動いたり、落ちたりで音を出しますし、
自分自身もベッド上でも滑るからです。寝ていると揺れごとに身体が左右に滑っていきます。
まあ、熟睡できません。波というものは、パワーを貯めるのか、毎回同じ揺れではなくて、普通の揺れが続くうちにパワーを貯めておいて、何回目かにとても大きく揺れます。こんな時に、部屋はシッチャカメッチャカになるんです。
僕は母船(大きい120m位の船)だったのでまだよかったですが、キャッチャー(捕獲する70m位の船)ですと船体が40°くらい傾くというので、恐ろしい限りです。寝られる気がしない。
とにかくこの3.4日は大荒れの毎日ですが、これを超えることで、いよいよ南氷洋です(^^)