久々にブログ挙げます!
最近、というよりずっとよく聞かれていることなのですが、
くじらにご興味ある方や、くじらの話しをしに行った先で必ず聞かれること。
それは、
「くじらってどう捕ってるんですか?」
これに対して、
「どう捕ってると思いますぅ?」
そうすると答えは、
「うーん…。釣ってる?網で捕ってる?銛でついてる?」
大体こんな順番でイメージを持たれている方が多いようです。
釣ってる以外は正解ではあるのですが、ビミョーにニュアンスが違い…。(;^_^
画像は鯨を捕る船(キャッチャー船)ですが、この船の船首に見える、
捕鯨砲という銛を打ち出す砲で、くじらを捕ります。
火薬の力で銛を打ち出し、くじらが浮き上がってきたタイミングで当てて
くじらに銛を打ち込みます。この捕鯨砲の射ち手を砲手と言って、捕鯨船では花形の人です。
2枚目の画像でわかるかと思いますが、黄色い銛の先端に白いものが
見えると思います。
これも火薬で、くじらに命中すると炸裂するようになっています。
確実に打ち込むのと、くじらを苦しませないためです。
もう一つの網も正解というのは、定置網などで混獲されたりもするから。
(捕ろうとして捕ってるわけじゃないので、完全正解とは言えないんです)
さて、今回の本題、くじらの捕り方ですが、上の画像と説明だけでは
いまいちイメージが湧きずらい。
そんな方にお勧めの漫画があります!
講談社アフタヌーン連載の「空挺ドラゴンズ」(作者桑原太矩先生)。(アニメ化もされています)
ぜし、これを読んでいただきたいです!
まさに!「捕鯨ワールド!」
自分にとっては面白すぎる漫画です(^^♪
捕鯨の「鯨」を「龍」に置き代えて、「捕龍船で龍を捕る」ストーリーを展開されております。
捕鯨やくじら肉にちょっとでもご興味ある方は、ぜひとも読んでいただきたい漫画です!
自分が読んでも「そうそう!」と思うほど、捕鯨船や捕鯨の描写がリアルで、
かつ、肉や皮などの利用方法もまさにくじら!
捕鯨船経験者の自分が読んでて、とても面白い漫画です!
何よりすごいのは、ストーリーの中で、捕った龍を調理して食べるレシピまで掲載しているところ!
これはもう、「このレシピをくじら版で作れ!」と言われてる気がしてしまいます(勝手に)!
ぜひとも一度、桑原先生と(捕鯨関係にいた方ではないとおもうのですが、なんでこんな描写ができたのか)お話しできたらな~なんて思っているこの頃です!(^^
因みにくじらを食べることにもご興味ありましたら、
当店のウェブ販売サイトからご購入できます。
宜しければお試しください~(^^)
https://tokyorajic.raku-uru.jp/