前回は船でのメールについて書かせていただきました。
今回は電話についてです。(^^)
メールは1日2回と書きましたが、電話は特に制限はありません。
船には電話室が2部屋あって、そこに各1台電話機が設置されています。
衛星電話を使うため、
国際電話カードというプリペイドカードを事前に購入しておいて、
それを使って電話するのですが、カードの残高がある限り、24時間いつでも
電話は出来ます。
ここまではいいのですが、なんせバカがつくほど料金が高い。
大体ですが、1分間で200円近くしたと思います。
5000円や8000円のカードを使うのですが、まともに使うと
あっという間になくなります。
ところが、この衛星電話、土日祝は料金が半額になるのです。
なので、皆ここに合わせて電話します。
みんながここで電話する。しかも仕事終わり、電話は2つしかない。
船員は100人超いる。
はい、電話待ちの列です。
と、なるので、暗黙の了解で通話は1人15分までとなっています。
そして、ずっと待ってるのも阿呆らしいので、部屋で飲みながらちょいちょい
空いたか様子を見に行き、空いたときに電話するという塩梅です。
まあ、あまり頻繁に電話していると、
後で痛い目を見ますので(恐ろしい通話金額になります)、
そして、衛星電話ということもあり、
通話が途中で途切れたり、途中聞き取りにくかったり、不具合も多いので、私は15分でちょうどよかったですね(^^)
あまり、家族の声を聞いてしまうと、望郷の念に駆られ、却ってヤキモキするので、
月に1度くらいにしていました。というより、久々に電話したのに、以外に対応が素っ気なかったりして
イライラしてしまうからだと、書いているうちに記憶が当時に蘇ってきました。
「亭主達者で留守がいい」ってやつですかね(^_^;)
でも、小さい子供達を一人で家で看て、大変だったと思います。嫁さんには頭が上がりません。
という結びに一応しておきたいと思います(^^)