くじらの板花です
前回に続いて、くじらの食べ物について。
くじらの食べ物って魚が主で、それも私たちがよく食べる
大衆魚じゃん!
という話でした。
人間の食べ物とかち合っているというところで、
実際漁師さんが漁をしていると、魚を食べようとくじらが現れ、漁の邪魔になったり、
網を壊されたりといったことがあるようです。延縄などでも、綺麗に餌だけ食べていく
なんてことも聞いたことがあります。
ここで、海の生態系を考えてみます。
生態系バランスの三角形では、底辺にプランクトンがいて、小さい魚、そして
頂点に位置するものとして、大きな魚、くじらがいます。(ある意味人間も)
プランクトン→小さい魚が獲ります
小さい魚→人も獲ります。くじらも獲ります。大きい魚も獲ります。
大きい魚→人が獲ります。
さあ、獲られていないのは何だ?はい、くじらと人間です。
これは人間のエゴかもしれませんが、海の生態系に介入している以上、
全体的なバランスも考えて、漁獲する必要があるのではないでしょうか?
最近青魚の漁獲不漁がいわれていますが、このバランスの崩れも一因にあるのではないかと
思っています。
頂点に手をつけず、下の方だけ獲ってばかりいては、生態系のバランスは崩れるばかりです。
結果的に、くじらも餌不足に陥り、苦しい思いをさせるのではないでしょうか。
結論としては、
やっぱりくじらを食べよう。