くじらの板花です。
私は山育ちなので、
身近な鳥と言えば、山や野原に住む鳥たちです。
船で見渡す限りの水平線を進んでいると、まず会うとするとすれば
カモメやカツオドリなどの海鳥たちです。
こういった鳥たちが船の周りを一緒に飛んでいたり、飛魚を捕まえていたり
するのを見るのも楽しいものです。
そんな中で、たまーにですが、やってくるんです。
山野鳥には渡り鳥がいまして、海を越えて季節で住む場所を変えているんですね。
休憩する場所のない大海原では、彼らにとって船は貴重な休憩する場所なのでしょう。
暫くは船から離れず、一緒にいます。そして逃げ場がないからなのか、
陸にいるときより、近づける距離が近いんです。
手で捕まえられるんじゃないかと思わせるような子もいました。
写真はブッポウソウですが、ほかにもチョウゲンボウやヒタキ類、ウグイス類などに出会いました。
渡り鳥とは聞いていながらも、実際に渡るところを見たことはなかったので、
初めて遭遇したときは、本当に海を越えてるんだな~と感心したものです。
そして、子供の時から見慣れている山野鳥のシルエットを見ると、
ミョーにうれしい気持ちになってしまうのでした。